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まず前回14ヶ月前のインタビューのお礼を申し上げます。インタビューは映画「チョムスキー9.11」として、多くの人々に世界情勢について、より深く、そして展望と関心をもって考える機会を与えました。日本、アメリカ、オーストラリア、カナダ、そしてヨーロッパも含めた観客動員数は10万人に達していると見込まれます。映画完成から1年経った今も満員立ち見が出るほどの状況です。映画が我々の洞察力を大いに深め、また様々な行動の契機となったことに我々一同感謝したいと思います。
今日のインタビューは、東京で計画されている二千人を集めた大きなイベントへ向けて企画しました。「チョムスキーの映画を見て今何ができるのか考えよう」というイベントで大劇場を会場に予定しています。それというのもこの映画を通して人々が物事に関心を寄せるようになっただけでなく、この映画がイベントのタイトルどおり今何ができるのかを人々に考させてくれたからです。
14ヶ月前にお話したときから随分いろいろなことがありました。中でもアメリカのイラク侵攻でしょうか。この侵攻は時代を塗り替えるような出来事だったと感じていらっしゃいますか。
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