出演者 : ドキュメンタリー映画『亡命』公式サイト／製作シグロ

作家 1947年生まれ。文化大革命の初期、高校生の時に紅衛兵として運動に参加。79年小説｢楓｣で文壇デビュー、｢古井戸｣などを発表。天安門事件で指名手配を受け、逃亡生活の末1993年に夫婦でアメリカへ亡命。現在、妻でジャーナリストの北明とワシントン近郊在住。独立中国語ペンクラブ元会長。

劇作家画家 1940年生まれ。57年、北京外国語大学に入学。フランス演劇を研究する。80年代、国内で何度も新作の上演を禁止された。89年、ヨーロッパ訪問中に天安門事件に出会い、亡命を決意。現在フランス在住。2000年、小説｢霊山｣でノーベル文学賞受賞。

歴史学者 1969年生まれ。天安門民主化運動の学生リーダーとして指名手配となり、89年7月2日に逮捕。6年間の獄中生活の後、98年に亡命。ハーバード大学で歴史学を研究する。2008年、同大学で博士号を取得。

政治活動家 1963年生まれ。1980年代にアメリカ留学。ハーバード大学で政治学の博士号と　カリフォルニア大学バークレー校で数学の博士号を取得。2002年に労働者運動実態調査のため中国に密入国し逮捕され5年の刑を受ける。2007年アメリカへ出国。｢市民の力｣組織代表。

牧師 1959年生まれ。天安門事件当時、広場で新聞を発行。指名手配を受け、旧ソ連に国境を超え逃亡するが、KGBに拘束され強制送還。その後国内で2年間潜伏し、1991年に香港経由でアメリカに亡命。現在ワシントン郊外の豊作教会で牧師を務める。

政治評論家 1947年生まれ。1979年｢民主の壁｣時代に言論の自由に関する論文を発表。1987年アメリカ留学中、天安門事件に出会い、亡命を決意。現在アメリカの中国語雑誌｢北京の春｣編集長。

詩人 1941年生まれ。16歳で処女詩を発表する。1979年、カーター米大統領に中国人権重視の公開書簡を送り、鄧小平の怒りに触れ拘束される。1995年には詩集の発禁に抗議し、再び投獄される。6回の投獄を経て、1997年アメリカへ亡命。

政治家 1943年生まれ。鄧小平時代に政治組織を結成、投獄される。1993年、アメリカ政府との中国の最恵国待遇更新の交渉条件として釈放されるが、政党作りに関わり再び収監される。2002年アメリカへ亡命。

画家 1959年生まれ。｢芸術民主の壁｣呼びかけ人の1人。1985年にスイス経由でフランスへ。

彫刻家 1949年生まれ。｢星星画会｣の中心メンバーの1人。フランス人女性と結婚し、1984年にフランスへ移住。

小説家劇作家 1952年生まれ。裸足の医者。小学校教師を経て1977年に首都師範大学に入学、｢民主の壁｣に参加。陳凱歌監督の｢子供の王様｣の脚本を執筆。1986年、オスロ大学の博士課程に進む。天安門事件後、スウェーデンへ亡命。