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ドキュメンタリー映画 石田優子初監督作品 はだしのゲンが見たヒロシマ おれは見た、戦争と原爆の本当の姿を

全国順次公開! DVDも好評発売中!

出演者&スタッフ

出演:中沢啓治(なかざわ・けいじ)

中沢啓治漫画家。1939年広島生まれ。
1963年『スパーク1』でデビュー。1986年『黒い雨にうたれて』を発表。戦争・原爆をテーマにした作品を描き始める。1972年自伝的作品『おれは見た』、1973年『はだしのゲン』が週刊少年ジャンプにて連載開始、1987年に第1部が完結。『はだしのゲン』は映画、テレビドラマ、絵本、紙芝居、ミュージカルなどにされた他、13カ国語以上の言語に翻訳されている。2009年、視力の低下を理由に『はだしのゲン』第2部の執筆を断念。所持する全ての原画9,505点が広島平和記念資料館に収蔵される。

聞き手:渡部朋子(わたなべ・ともこ)

1953年広島市中区生まれ。NPO ANT-Hiroshima理事長。
法律事務所の事務局長を務める傍ら、まちづくりや国際協力活動・平和教育・平和文化交流などの市民活動に携わってきた。1989年、ANT-Hiroshimaを設立して以来、広島から平和を伝えるとともに、平和を願う人たちの支援を続けている。2002年からはアフガニスタンの難民支援、2005年からはパキスタン・カシミール地方の地震復興支援にも力を注いでいる。また、広島の市民や子どもたち,広島を訪れる海外の研修生などを対象として、国際理解や平和教育の実践に取り組んでいる。広島市教育委員。

監督:石田優子(いしだ・ゆうこ)

1978年東京生まれ。映画美学校にて佐藤真に学ぶ。その後映画製作・配給会社シグロ入社。『映画 日本国憲法』(監督/ジャン・ユンカーマン)、『ぐるりのこと。』(監督/橋口亮輔)、『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(監督/東陽一)などにスタッフとして関わる。『エドワード・サイードOUT OF PLACE』(監督/佐藤真)では助監督として参加。戦争・被爆体験の証言記録ビデオ『沼田鈴子さんに聞く』『居森清子さん 居森公照さんに聞く』『鶴田マリさんに聞く』では編集を担当。本作が初監督作品となる。

撮影:大津幸四郎(おおつ・こうしろう)

1934年、静岡県生まれ。1958年静岡大学文理学部を卒業後、岩波映画製作所に入社。5年間撮影助手を務めた後に退社、土本典昭、小川紳介のキャメラマンとして活動。記録映画にとどまらず、黒木和雄監督『泪橋』(83)、沖島勲監督『出張』(89)などの劇映画の撮影も手がけている。90年代以降は積極的に若手映画作家と組み、佐藤真、ジャン・ユンカーマン、熊谷博子などの作品を撮影。2005年には自ら撮影・構成した作品『大野一雄ひとりごとのように』を発表。
中沢啓治とは1995年にテレビ番組の企画でアメリカのニューメキシコとネバダの核実験場、テニアン島を訪れて取材を行っている。今回の作品で中沢と16年ぶりの再会をはたした。

シグロ、トモコーポレーション
2011
77分
ドキュメンタリー
HDV
カラー
 
出演:中沢啓治(『はだしのゲン』作者)
聞き手:渡部朋子(NPO法人 ANT-Hiroshima理事長)
企画:渡部朋子
製作:山上徹二郎・渡部久仁子
監督:石田優子
撮影:大津幸四郎
編集:大重裕二
整音:小川 武
音楽:小川 洋
撮影助手:奥井義哉 
宣伝デザイン:小笠原正勝、秋山京子
エンディング曲:J.M.Leclair : Sonata D major,I. Adagio molto maestoso
演奏:Hana, Vladan, Lucie and Tomáš KOČÍ「Prague Cello-Family - CD 2008」
製作協力:特定非営利活動法人ANT-Hiroshima
©2011 シグロ、トモコーポレーション