3月6日(金)より8日(日)より新宿区で開催されましたアース・ビジョン 第17回地球環境映像祭にて「花はどこへいった」審査委員特別賞を受賞しました！！

昨年、本映画祭より入賞の連絡を受け喜んでいましたが、まさか審査委員特別賞まで受賞するとは思っていなかったので、監督共々嬉しい驚きです。

その他の受賞作品・監督も紹介します。
☆アース・ビジョン大賞・・・「鉄を喰らう者たち」（シャヒーン・ディル・リアズ監督）
☆最優秀賞・・・「シード・ハンター」（サリー・イングルトン監督）

審査委員のお一人である、アン・マクドナルドさんからの講評の一部を紹介します。

「とてもパワーを感じる作品でした。個々が集まった時に生まれるパワーや何より坂田さんの個人的なパワーを強く感じました。 この作品は、坂田さんの個人的な答え探しの旅からもっと広い世界へと繋がる旅に我々を誘ってくれました。人々への尊厳に溢れていました。」

アン・マクドナルドさんから表彰状を受け取る 坂田監督		受賞のコメントをする 坂田監督

『花はどこへいった』が第63回毎日映画コンクールでドキュメンタリー映画賞を受賞しました。
渋谷セルリアンタワー東急ホテルで授賞式が開かれ、坂田監督も出席しました。
会場は大勢の関係者やマスコミでにぎわい、華やかな雰囲気に包まれていました。坂田監督はベテランの受賞者の皆さんに囲まれながら、緊張することなくその場をおおいに楽しんでいました。
壇上では「枯葉剤の問題はまだ終わっていません」という力強いスピーチが印象的でした。
授賞式後はレセプションパーティが催され、坂田監督のご親戚や映画に関わってくださった方、そして多くの関係者にお祝いと激励の言葉をいただきました。

難波正司さんと坂田監督		受賞者の皆さんと記念撮影

『花はどこへいった』が第63回毎日映画コンクールでドキュメンタリー映画賞を受賞しました。
渋谷セルリアンタワー東急ホテルで授賞式が開かれ、坂田監督も出席しました。
会場は大勢の関係者やマスコミでにぎわい、華やかな雰囲気に包まれていました。坂田監督はベテランの受賞者の皆さんに囲まれながら、緊張することなくその場をおおいに楽しんでいました。
壇上では「枯葉剤の問題はまだ終わっていません」という力強いスピーチが印象的でした。
授賞式後はレセプションパーティが催され、坂田監督のご親戚や映画に関わってくださった方、そして多くの関係者にお祝いと激励の言葉をいただきました。

第26回国際環境映画祭　審査員特別賞を受賞して
“この映画祭はこじんまりした物ですが、26回も続きここ数年はことに脚光を浴び始めたそうです。賞をいただいたことも嬉しいですが、それよりも多くの方がきてくださったこと、上映後の質疑応答も活発でしたが、ロビーなどでも多くの人に激励の言葉をかけて頂いた事に感激しました。
日本でと同様、悲しく重いテーマであるにも関わらず、愛と希望の映画だとの感想をいただいて、文化の違いを乗り越えてメッセージが広がりつつある事を実感しました。見て下さった300人ほどの方々の心に何かの種が撒かれ、いつか芽吹くことがあることを願っています。”

第26回国際環境映画祭公式サイト

photo @ Xing LIU

シネマテークたかさきでの公開を記念し、グレッグ・デイビス氏が生前発表した写真集「群馬」の写真展を開催 しました。失われつつある日本の風景や人々の営みを感じさせるくれる写真の数々を展示しました。

映画『花はどこへいった』の音楽を手掛けた作曲家難波正司さんと、ジャズ・フュージョン・ギタリスト是方博邦さんのライブが、東京・外苑前のライブハウスZ imazineで行われました。開演前には、難波さんの旧友や関係者、ファンの方々が詰めかけ、会場はいっぱいになりました。

第一部は坂田雅子監督が制作した短編『OUT OF TIME』をスクリーンに投影して、ふたりが短編のサウンドトラックを演奏しました。写真で構成されたゆったりとした映像に合わせて、息のあったふたりの演奏が心地よく響きました。その後、映画『花はどこへいった』のラストシーンで使った曲を演奏しました。
高校時代からの音楽仲間と言うおふたりならではの、息の合った演奏と関西弁のトークが会場を盛り上げていました。

第二部では、インドからお越しになった難波さんの友人でお坊さんの中村行明さんが飛び入り参加して、輪廻転生の唄を熱唱しました。そして是方さんが好きな曲というビートルズの「ヒア・ゼア・アンド・エヴリウエア」を演奏した後、坂田監督もステージに上がって「雨を汚したのは誰」を歌いました。最後は、再度、中村行明さんを交えてのボブ・ディランの「風に吹かれて」合唱で、会場のお客さんも巻き込んで歌声喫茶のような雰囲気でした。

このコンサートツアーは、来週には京都、兵庫と続きます。

ライブ後、難波さん、坂田監督、行明さん、是方さんで記念写真を撮りました。

坂田さんと亡き夫・グレッグさんのお家がある、群馬県で映画の公開がはじまりました。

司会は、シネマテークたかさきの志尾支配人が務めてくださいました。

この日は、２回の舞台挨拶を行いました。いずれも坂田さんの言葉、一つ一つに熱心に耳を傾けてくださるお客様の姿に監督は感激されたそうです。

最後に、志尾さんから映画の公開を記念し開催が決まった、グレッグさんの写真展についてご紹介があり、写真展開催への思いをお話くださいました。

志尾さん「この作品を上映するにあたり、坂田監督を始め、グレッグ・デイビスという一人の写真家の姿にも迫りたいと考えました。ご夫婦は長く、みなかみにお住まいで、グレッグさんは2002年に群馬県が企画した＜群馬＞という写真集を作る際のカメラマンに抜擢され、今を生きる群馬の姿・群馬の人々を写真に残しました。
今回は、2002年群馬県庁で写真展として開催された作品をお借りして、高崎市役所の中2階ロビーで写真展を開催します。群馬県や県民にとっても財産となるこのような作品がある事をこの機会に、多くの方々にお知り頂き、ご覧頂きたいと考えております。」

舞台挨拶の詳細は、劇場「来場ゲスト　スクラップブック」にアップされます。ご期待ください！
http://takasaki-cc.jp/guest.html

10月18日より坂田雅子監督の出身地、長野県内で初の上映がはじまりました。

公開に先立ち、地元の方々が映画の応援団になってくださり、様々な形で映画を広めてくださいました。

当日会場には、坂田監督の小学校時代の恩師もお越しくださり、かつての教え子へ温かいエールをくださいました。

千石劇場は、歴史ある映画館で、坂田監督も高校時代に足を運んだそうです。

上映後ロビーで開催されたサイン会は盛況で、お一人ずつ丁寧にお話をされている坂田さんの姿が印象的でした。

岡元さんは、先の中越沖地震による倒壊で町から映画館がなくなり『町と人に元気を取り戻したい！』と言う思いで、映画館を作られたそうです。この行動力は、映画を作った坂田さんに通じるものがあると感じました。

坂田監督を囲んで…劇場の皆さん、坂田さんのお友達や同郷の方々

＜映画館レポート／十日町シネマパラダイス＞

昨年、産声をあげたばかりの映画館、シネマパラダイスをご紹介します！

映画館のロビーには、広々としたカフェがあり、町の憩いの場としても利用でき、のんびりと過ごせる雰囲気でした。他にスクリーンとプロジェクター、グランドピアノが常備。イベントスペースともしても活用できる、＜人と人が繋がることを意識した＞素敵な空間のある映画館に感動しました。
劇場のシートは、フランス製だそうです。背もたれも高く、ふかふかでした。
「花はどこへいった」は、8月22日まで公開しています。ぜひ、一度足を運んでみてください。
シグロ製作の「ぐるりのこと。」は9月20日から同館にて公開です。

岩波ホールの上映最終回前に、急きょ坂田監督による舞台挨拶がありました。

この日は幅広い年齢層のお客様が来場していました。
3週間限定公開ということもあってか、最終週になってからは駆け込みで訪れる若いお客さんが多く見えました。

また、「岩波ホールは僕の学校です」と仰っている90代の男性が、この映画も2回ご覧くださっているなど、岩波ホールならではのエピソードを伺うことができました。

多くのお客様がロビーに展示している、グレッグ・デイビスさんの写真を一枚一枚熱心にご覧になっていました。

監督の舞台挨拶のあと、この作品を昨年の映画祭で初めて上映してくださった東京国際女性映画祭ディレクターの大竹洋子さんから、花束の贈呈がありました。
おふたりが握手をかわして、会場はあたたかい拍手で包まれました。

また上映後には、ロビーで坂田監督に挨拶をしていくお知り合いの方や熱心に質問をする学生が次々に坂田監督を囲みました。坂田監督が一人ひとりに真摯に答えている様子が印象的でした。

この日は、坂田監督に『グレッグ・デイビスが遺したもの』をテーマにお話しいただきました。
70年代がふたりに与えた影響、出会った当時の思い出深いエピソード、そして写真のこと、カメラマンとしてのグレッグの姿勢や考え方など、司会の原田さんからの質問に対して、監督がひとつひとつ思い出すように語っているのが印象的でした。

平日の夜にもかかわらず、たくさんのお客様がいらっしゃいました。
この日は特にスーツ姿の男性、学生が目立って多く来場していました。