JAM THE WORLD(特集コーナー「15ミニッツ」)
激動の時代を生き抜いた人たちの証言(西村健さん・DVD紹介)
ヤマが帰ってきた!「三池」DVD化
団結と連帯 再び(黒沢惟昭さん・映画紹介)
心うつヤマの声 異例のロングラン(大田裕一郎記者・映画紹介)
三池炭鉱見つめ直して
生の声で「真実」伝える(沢登雄太記者・監督紹介)
感謝込め帯広で上映(酒井花記者・映画紹介)
2006年シネ・フロントベストテン(日本映画第5位)
事実掘り起こし「富の遺産に」(熊谷博子)
閉山10年、映画劇場公開
三池を撮った女性映画監督 上・下(中西晴夫記者・映画紹介)
ひと「負の遺産」で片付けたくなかった(小川信記者・監督紹介)
人脈記 懸命に生きたヤマの物語(八板俊輔記者・監督、スタッフ紹介)
日本ジャーナリスト会議特別賞受賞(吉田悦子記者)
「硬い」炭鉱映画、熱気(山之上玲子記者・映画紹介)
撮影はカメラで人を抱きしめること(保坂義久さん・監督インタビュー)
懐かしく寂しい炭坑の町 まさに戦後復興の礎だった(嘉門達夫さん・映画紹介)
その後の記録が真実語る(今野勉さん・映画紹介)
若者泣かす直球映画(成瀬泰さん・映画紹介)
生きていくことの力強さを伝えたい 懸命に働き闘った人たちの記録
(中島美代子記者・監督インタビュー)
ドキュメンタリー映画 立ち見も出る 大入り(中村美奈子記者・映画紹介)
人「過去と向き合わなければ未来に踏み出せない」(福島聡記者・監督紹介)
地底からの声と 人のにおいの記録(児玉由紀恵記者・映画紹介)
対談「地の底からの声を、いまどう聞くか」(若井真木子さん×熊谷博子監督)
本音のコラム〜三池の教訓(鎌田慧さん・映画紹介)
労働者支えた女性に脚光(庄司直樹記者・映画紹介)
美しき墓標(堀和世記者・映画紹介)
大争議と大事故の過去と現在(土屋好生さん・映画レビュー)
文化映画紹介(渡部実さん・映画紹介)
「かつて炭鉱の仕事に従事した人たちの証言が生き生きと語られる。炭鉱での仕事は危険を伴うものであったのに今は穏やかにそれを述懐する人たちの表情には、かえって見えない炭鉱労働の厳しさや同胞たちへの暖かい連帯感が感じられる。 過去と現在は時間の流れによって分断されてはいけない。客観的な歴史よりも、その真っ只中に飛び込んで関係者たちの肉声を聞くことで、即ちそこに携わった人たちの存在によって三池炭鉱の世界を内部から記録しようとする。そのような監督の率直な姿勢に好感を持った。」
場の力に導かれ七年〜寄り添い記録し、育てる(乾野文規記者・映画紹介)
ニュートラルの遺産・三池炭鉱(谷岡雅樹さん・映画レビュー)
「個的」な表現を貫く、炭鉱のドキュメント(松田政男さん・映画レビュー)
シニア映画歓〜忘れてはならぬこと(野島孝一さん・映画紹介)
スクリーン(北川れい子さん・映画レビュー)
「三池炭鉱という一筋縄ではいかない難物に正面からぶつかり、いまに引き寄せる熊谷監督と、企画、製作に協力した大牟田市、及び同石炭産業科学館に感謝したい日本人必見作」
地底からの叫び聞く思い(神谷国善さん・映画レビュー)
「百三分間くぎ付けになった。五十五年前自分が初めて坑内に下がったときと同じように、地底からの肉声をきく思いに取り付かれて―。」
女の映画〜三池炭鉱の歴史に正面から向き合う(西山由美さん・映画レビュー)
偏西風(「根」さん・映画紹介)
韓国現代史知る一助に(映画紹介)
“黒ダイヤ”に生きた人追う(沢田猛記者・映画紹介)
過去と現在の間にカメラを据え、新たな視点と物語を紡ぎ出す
(楠山忠之さん・映画レビュー)
「暗黒の地底を裸一貫で生き抜いてきたこうした関係者の語りは、人生の終末に立っているという自覚が促すのか、誰もが、今だから話せるといった晴れやかな表情である。 坑内は暗黒でも、今私たちが忘れかけている「宝の心」が光っていたのだという再認識。そして今、大牟田の人々は、熊谷のカメラが入ったことで新しい物語を紡ぎ出し始めたのだ。」
三池炭鉱に命をかけた(熊谷博子監督・署名記事)
「地の底」生き抜いた群像(畑谷史代記者・映画紹介)
「戦前の囚人労働、朝鮮半島や中国からの強制連行、戦後の激烈な労働争議、炭鉱内での爆発事故―。映画は、過酷な労働現場で多くの命が「使い捨て」られてきた事実とともに、危険な労働を引き受け、ひたむきに働き生きた人々、特に女性たちの姿を描き出す。」
地底からの叫びを廃坑跡に聞く(熊谷博子監督・署名記事)
窓 論説委員から〜炭鉱の物語(大矢雅弘論説委員・映画紹介)
ヤマの歴史地元も誇りを(井上秀樹記者・映画紹介)
地の底の声は届くのか(安部文範さん・映画レビュー)
「あまりにも多くの命や心が、石炭が、野放図なまでにまき散らされ使い捨てられたこの近代という時代。そうして今も、方向さえないままやみくもに突っ走っているわたくしたち。映像やことばの奥から、声にも形にもできないものとして静かに立ち上がってくるものに静かに立ち上がってくるものに耳を澄ませ、目を凝らすしかない。響きは届いてくるだろうか。」
デスク日記(小山田デスク・映画紹介)
「(この映画の)証言で語られることの多くはつらい記憶だが、過酷な時代を生き抜いた人々の声からは「過去を葬り去ってはいけない」という強い思いが感じられた。
炭鉱は日本の近代化、戦後復興を土台から支えた。既に国内から炭鉱の灯は消えたが、今の日本を築いた重要な一部分として「三池」を語り継ぐことの大切さをあらためて思った。」
三池炭鉱の肉声銀幕に(佐々木亮記者・映画紹介)