日本国憲法や従軍慰安婦問題など、毎日のニュースで話題にされながらも実はよくわからないことや、知らない側面が数多くあるはずです。今だからこそ、シグロのドキュメンタリーを通して一緒に考えてみませんか。
監督:ジャン・ユンカーマン
シグロ/2005/1時間18分
戦後60年目を迎えた2005年、自衛隊のイラク派兵をきっかけに憲法についての踏み込んだ議論がはじまりました。国内のあまりに性急な改憲への動きを、世界に視野を広げて見つめ直す、それがこの映画の出発点でした。憲法とは誰のためのものか、戦争の放棄を誓った前文や第9条をどう考えるのか。本作品は、憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知の巨人たちが語った貴重なインタビュー集です。
監督:班忠義
班忠義、シグロ/2007/1時間20分
山西省一の美人を意味する「蓋山西(ガイサンシー)」と呼ばれた、侯冬娥(コウトウガ)。
その呼び名は、彼女の容姿のことだけでなく、同じ境遇に置かれた幼い“姉妹たち”を、自らの身を挺してまで守ろうとした、彼女の優しい心根に対してつけられたものであり、その後の彼女の人生の悲惨を想ってのものだった。「蓋山西(ガイサンシー)」という名は、やがて山西省の人びとの間で、人間の尊厳を表す言葉となる。
監督:班忠義
シグロ/2000/1時間30分
中国に住む朝鮮人で、旧日本軍の従軍慰安婦とされたチョンおばさん。遙か遠くの故郷への断ち切れぬ想い。痛切な魂の叫びは、やがてその海を越えた。国とは何か?民族とは何か?
監督:ジャン・ユンカーマン
シグロ/2002/1時間14分
アメリカの外交政策を静かに批判し続けるノーム・チョムスキー。
昨年の同時多発テロから1年、今もっとも求められている言葉を、21世紀の知の巨人が誰よりも明解に語る。
企画・製作・監督・撮影・編集:関口祐加
NY GALS FILMS/2012/93分
ひろこさんは認知症。
娘のカメラを通した日々の暮らしは、愛おしくてチャーミング。でも・・・ちょっと「お〜っと!」な親子関係が紡がれていきます。
関口祐加監督が自らカメラを回し、2年半に亘って記録してきたアルツハイマーの母との暮らしの動画です。
せきぐち家の『毎アル』な日々をお楽しみください。