『自由と壁とヒップホップ』公式サイト

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コメント

  • ある日、イスラエルのロケット弾が突然やってきて、近所のアパートを粉みじんにする。そういう荒さんだ日常の中で、パレスチナの若者たちに90年代の米国ヒップホップが強烈に作用したのはよくわかる。そして彼らは今、アラビア語でラップし始めた。元来、持ち合わせる中東のリズムとメロディ。そして、本家・米国の黒人たちが置かれていたよりも遥かに過酷かもしれない社会環境。どうにもこれは、いま世界で一番ヒップホップなのは中東ラップなんじゃないのか!?センスいいし、新しい。最後のほうで、俺は号泣した。「ライブができる」ってことのありがたみに、胸ぐらを引っ掴まれた。ボンヤリと、ただ音楽やってる、全ての寝ぼけたアーティストたちに見てほしい。三宅洋平 (仮)ALBATRUS
  • イスラエ ル占領下で分離させられ、爆撃され、移動も出来ない中で政治的 メッセージをライムするパレスチナ人ラッパーたち。多くの人 が観ることで彼らの身を守れる。そして他人事じゃない。―――いとうせいこう(作家・クリエイター)Twitterより
  • 「自由と 壁とヒップホップ」を浴びて涙が止まらなくなりました。音楽が好きで好きで救われてここまで生きて来た私にはこの映画の音楽の役割はあまりにも切なかった。なにもかもが良かった。頼む、見てくれ、見てくれるだけでいいんだ。―――桑原茂一(CLUBKING主宰)
  • どこから始まりどこかに向かうのではなく、常にひとつの場所で沸き立ち続けている。 沸き立つことで一気に世界の反対側と交信する、その想像力の強さがあればどこにでも行ける。どこから観てどこで終わってもOKな、そんな映画だった。 ーーー樋口泰人(boid代表/映画批評)
  • ヒップホップはパレスチナ人にとっては外来のものだが、彼らの音楽がアラブの文化の伝統と断絶しているわけでないことはこの映画を見ればよくわかる。この映画のパレスチナの人々は、逆境にあっても、誇り高く抗い続けている。まっとうに生きることの喜びや希望について、そして人としての尊厳について、この映画は見るものに多くのことを語りかけてくる。ーーー北中正和(音楽評論家)
  • 耳当たりの良いフレーズやファッション性に逃避することなく、現実を見つめるヒップホップさえ失わなければ、アラブの若者たちは必ず困難を克服できるだろうし、アラブ中を巻き込むヒップホップを通じた連帯もそう遠からず実現するのではないかと、希望を持たずにはいられないーーー中町信孝(甲南大学准教授・アラブ史研究者)
  • ヒップホップとラップの最高にパワフルで 最高に愛すべきカルチャーがここにある チャックD(ラッパー/パブリック・エナミー)
  • 魅力的なアラブ・サブカルチャーから目が離せない ヴァラエティ誌