見えなかった真昼の星たちが、それぞれの座標で、いまゆっくりとまたたきはじめた。
映画に登場するのは7人のアーティストたち。
彼らは、知的障害者と呼ばれる人たちでもある。
7人の創作活動とそれを支えている暮らしの断片を見つめていると、アートの貌(かたち)がほの見えてくる。
7人のアーティストの世界を旅しながら、映画はゆっくりと自由になってゆく・・・。
「阿賀に生きる」などでドキュメンタリー作家として国際的にも高い評価を受ける佐藤真の監督作品。画家の田島征三が撮影監督を務め、「障害者アート」をこえた「アート」の全体像に迫る。
(35ミリ・16ミリカラー/1時間33分) シグロ作品
(日本財団)補助事業 芸術文化振興基金助成映画