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ノーム・チョムスキー イラク後の世界を語る

ノーム・チョムスキー氏 最新インタビュー

作品写真

シグロ
2003
24分

製作:シグロ
監督:ジャン・ユンカーマン
制作:山上徹二郎
インタビュー・編集:ジャン・ユンカーマン

2003年7月22日マサチューセッツ工科大学にて

 映画「チョムスキー9.11」の撮影後に起きた様々な出来事、特にイラク戦争後の米国政府の政策および世界情勢について、2003年7月22日にノーム・チョムスキー氏にインタビューした映像の記録。

Q&A

Q1.米国のイラク侵略は時代を塗り替えるような出来事だったと感じていますか。

A1.イラクが米国にとって差し迫った脅威だという米国政府とメディアの宣伝攻勢が始まったのは去年の9月です。そのころには、軍事力にうったえて世界支配するという国家安全保障戦略の宣言、それを真に受けてもらうため支配価値のある無防備な国を侵略するというテストケース、そして中間選挙運動、といった三つの大きな動きがありました……

Q2.ブッシュがイラクへの勝利宣言をした直後の威圧的な状況と違って、今は彼らの思い通りには行かないような成り行きですが。

A2.米国政府は長年恐怖を利用して国民を従わせてきました。またイラクのような脅威をつくり出すでしょう……

Q3.北朝鮮が今緊張した状態にあるというのは、米国にとって有利なことなのでしょうか。

A3.北朝鮮が平和のうちにアジア諸国の仲間入りをし、外交的解決が実現すると、アジアの統合に拍車がかかり、それは米国にとってあまり嬉しいことではありません……

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