株式会社シグロ
代表取締役 山上徹二郎(プロデューサー)
1986年設立。記録映画・劇映画の製作、配給を行っている。関連会社の青林舎の作品と合わせると、今まで80タイトル以上の作品を世に送り出している。
代表作に、「映画 日本国憲法」「ハッシュ!」「絵の中のぼくの村」「花子」「チョムスキー9.11」など多数。
事業内容:映画の企画・製作・配給・宣伝
本社:東京都中野区中野5-24-16-210 〒164-0001
電話:03-5343-3101(代)
FAX:03-5343-3102
1986年
株式会社シグロ設立、山上徹二郎が代表となる
1987年
第1回作品となるドキュメンタリー映画『ゆんたんざ沖縄』(監督:西山正啓)を製作
1989年
『戦場の女たち』(監督:関口典子)を共同製作。第39回メルボルン国際映画祭ドキュメンタリー部門グランプリ受賞
1992年
劇映画『橋のない川』(監督:東陽一)を製作。第47回毎日映画コンクールにて日本映画優秀賞、監督賞、撮影賞、美術賞を受賞
1996年
『絵の中のぼくの村』(監督:東陽一)を製作・配給。第46回ベルリン国際映画祭銀熊賞、第23回ゲント・フランダース国際映画祭グランプリ、アミアン国際映画祭グランプリ、山路ふみ子映画賞、日本映画批評家大賞、毎日映画コンクール日本映画優秀賞、文化庁優秀映画作品賞ほか受賞
2001年
『ハッシュ!』(監督:橋口亮輔)を製作。
第54回カンヌ国際映画祭「監督週間」正式招待、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭等に正式招待。文化庁優秀映画作品大賞、キネマ旬報主演女優賞(片岡礼子)、報知映画賞主演男優賞(田辺誠一)、新藤兼人賞金賞(橋口亮輔)ほか受賞
2003年
『わたしのグランパ』(監督:東陽一)を製作。第27回モントリオール世界映画祭・最優秀アジア映画賞、第27回日本アカデミー賞新人賞(石原さとみ)ほか受賞
2004年
『風音』(監督:東陽一)を製作・配給。第28回モントリオール世界映画祭・イノベーション
賞受賞他
2005年
『映画 日本国憲法』(監督:ジャン・ユンカーマン)を製作。第79回キネマ旬報ベスト・テン「文化映画」部門第1位、日本映画ペンクラブ・文化映画ベストワン
2007年
『ぐるりのこと。』(監督:橋口亮輔)を製作。トロント国際映画祭、プサン国際映画祭、ベルリン国際映画祭・パノラマ部門、台北国際映画祭正式招待ほか。第32回山路ふみ子映画賞、第33回報知映画賞・最優秀監督賞、第32回日本アカデミー賞・主演女優賞(木村多江)ブルーリボン賞・主演女優賞、新人賞(リリー・フランキー)、第63回毎日映画コンクール・最優秀脚本賞(橋口亮輔)、最優秀主演女優賞、東スポ映画大賞・主演女優賞、高崎映画祭・最優秀作品賞、主演女優賞、おおさかシネマフェスティバル・主演女優賞
2011年
『沈黙の春を生きて』(監督:坂田雅子)を製作・配給。あいち国際女性映画祭2011・観客賞、アース・ビジョン第20回地球環境映像祭子どもアース・ビジョン賞、ヴァレンシエンヌ映画祭2012(フランス)批評家賞・観客賞、日本映画ペンクラブ文化映画部門2011年度ベストワン
2015年
シグロ30周年記念作品『沖縄 うりずんの雨』(監督:ジャン・ユンカーマン)を製作・配給。第89回キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位、毎日映画コンクール・ドキュメンタリー映画賞、日本映画ペンクラブ賞(シグロ)
2023年
『さよなら ほやマン』(監督:庄司輝秋)を製作・配給・宣伝。毎日映画コンクール新人賞(アフロ) シネマ夢クラブ審査員特別賞(黒崎煌代)、映画批評家大賞新人賞W受賞(アフロ・黒崎煌代)
2025年
3月現在、『炎はつなぐ』(監督:大西暢夫)『医の倫理と戦争』(監督:山本草介)『田島征三 巨大土佐和紙に描く』(監督:今井友樹)『森に聴く』(監督:山上徹二郎・今井友樹)『見はらし世代』(監督:団塚唯我、カンヌ国際映画祭・監督週間正式招待)の5作品を製作中。
山上徹二郎・プロフィール
1954年 | 熊本県生まれ。 |
1981年 | 青林舎入社、映画製作をはじめる。 |
1986年 | 青林舎から独立し有限会社シグロ設立、代表となる。 |
1996年 | 劇映画『絵の中のぼくの村』(第46回ベルリン国際映画祭・銀熊賞)のプロデューサーとして藤本賞特別賞受賞。 |
2000年 | シグロを株式会社に組織変更 |
2010年 | 新藤兼人賞・審査委員長、台北国際映画祭新人監督賞・審査員を務める。 |
2011年 | フランス・パリ映画博物館「シネマテーク・フランセ-ズ」で日本人プロデューサー初となる山上プロデュース作品23本が22日間にわたって特集上映される。 |
2012年 | パリ日本文化会館で山上プロデュース作品の特集上映が組まれる。 |
2016年 | シグロ設立30周にあたって日本映画ペンクラブ賞受賞。 |
2017年 | 新藤兼人賞プロデューサー賞受賞。 |
2023年 | バリアフリー映画普及への貢献で第25回糸賀一雄記念賞受賞。 |

ドキュメンタリー映画『JAKUPA-芸術家の誕生』(1993年)、『記録映画作家・土本典昭 1996年7月14日』(2011年)、『森に聴く』(2025年)を製作・監督。

山上徹二郎(撮影:大西暢夫)