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わたしの、終わらない旅

母の遺した一冊の本が、私を旅へと誘った

公式サイト

作品写真

製作・監督・撮影・編集:坂田雅子
プロデューサー:山上徹二郎/編集:大重裕二/整音:小川 武/製作協力・配給:シグロ
2014年/日本/日本語・英語・仏語・ロシア語/78分/カラー

作品紹介

フランス、マーシャル諸島、カザフスタン、そして福島――――――。
核に翻弄される人々を訪ね、兵器と原発という二面性をもつ核エネルギーの本質を探る。
2011年3月。福島第一原発の事故の深刻さが明らかになる中、捉えようのない不安を胸に坂田雅子は亡き母が遺した一冊の本を手に取る。「聞いてく ださい」と題されたそれは、母が1977年から続けていた原発を問うミニコミ紙をまとめたものだった。フランスの再処理工場近くに暮らす姉からの1通の手 紙をきっかけに反原発運動をはじめた母は、最期まで原発のことを気にかけていた。そして起こった福島の事故――。

『花はどこへいった』『沈黙の春を生きて』で世代を超えた枯れ葉剤の被害を描いてきた坂田雅子監督が選んだ新たなテーマは「核」。
福島第一原発の事故がもたらした現実に心震えながら、今は亡き母が数十年前から続けていた反原発運動の意味に改めて気づいた坂田。彼女は、母親と自身の2 世代にわたる想いを胸に、兵器と原発という二面性を持つ核エネルギーの歴史を辿る旅に出る。フランスの核再処理施設の対岸の島に暮らす姉を訪ね、大規模な 核実験が繰り返し行われたマーシャル諸島で故郷を追われた島の人々に出会い、そしてカザフスタンでは旧ソ連による核実験で汚染された大地で生きる人々をみつめる。
広島・長崎・第五福竜丸、3度もの被爆を体験した日本。しかし「核の平和利用」を夢みて、原発を推進してきた私たちの時代。
「聞いてください」核に翻弄された人々の声なき声を。
坂田雅子監督による渾身のドキュメンタリー。

DVD情報

個人視聴用
(家庭内での個人視聴に限られています。図書館等での常備活用や、学校の授業でお使いいただく場合はお問い合わせください)

価格:3,800円(税別)
商品番号:LCDV-71334
発売元:シグロ
販売元:ラインコミュニケーションズ
収録時間:本編78分
商品内容:2015年劇場公開作品/日本語・英語・仏語・ロシア語/日本語字幕/片面1層
特典映像:劇場公開用予告編

ライブラリー用

価格:15,000(税別)
発売元:シグロ
販売元:ラインコミュニケーションズ
※ご購入についてはお問い合わせください。

お問い合わせ

シグロ
東京都中野区中野5-12-16-210
TEL:03-5343-3101/FAX:03-5343-3102/E-mail:siglo@cine.co.jp