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ミンヨン 倍音の法則

千の夢が、響きあうーーーー

モーツァルトの旋律にみちびかれソウルから日本へ、ミンヨンが歩む旅。
国を超え、時を超え、人の望みがこだまする。孤高の映像作家、佐々木昭一郎が創る映像の交響詩。

公式サイト

作品写真

監督:佐々木昭一郎
製作:山上徹二郎、佐々木昭一郎
企画・プロデュース:はらだ たけひで

撮影:吉田秀夫
音響:岩崎進
編集:松本哲夫
録音:仲田良平
音楽:後藤浩明
吹奏楽編曲:金山徹
助監督:黒川幸則
指揮:武藤英明
演奏:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、船橋市立船橋高等学校吹奏楽部
ピアノ:佐々木秋子
ギター:加藤早紀
音楽録音:村田崇夫、井口啓三

製作:シグロ、SASAKI FILMS
製作協力:岩波ホール
配給:シグロ
©2014 SIGLO/SASAKIFIL

イントロダクション

伝説の映像作家・佐々木昭一郎による
初の劇場映画作品、待望のDVD化!!

テレビドラマ「四季・ユートピア」「川の流れはバイオリンの音」などで知られる映像作家、佐々木昭一郎が手がけた初の劇映画作品。
モーツァルトを愛する3ヶ国語を見事に操るソウルの大学生が、さまざまな人々や音楽に出会う姿を追い掛ける。
韓国に住むミンヨンが声をきっかけにヒロインに抜てきされ、妹ユンヨンと共にスクリーンデビューを果たした。
現在と過去の間を行き来する物語に引き込まれる。

ストーリー

ソウルの学生、主人公のミンヨンは一枚の古い写真に心をとらわれている。亡き祖母の親友、佐々木すえ子の家族写真だ。すえ子への思いが募るミンヨンは、妹ユンヨンの後を追うように日本へ。
そこで巡りあう人々、母に捨てられた少年、何者かに追われるジャーナリスト、風鈴職人、サッカー笛の職人、塩作りの老人、長崎へ旅する神父の姿をした男・・・さらに彼女は時代を超えて、太平洋戦争中のすえ子の人生を生きるようになる。戦時の統制下で、すえ子の一家は人間らしく生きようとしたために様々な苦難を経験したのだった。
ーーーー現代社会の不安のなか、ミンヨンは人々との交流や音楽の歓びをとおしてハーモニーへの夢を育んでゆく。

director's note:佐々木昭一郎

5歳の時、第二次世界大戦が始まった。母は、手回し式蓄音機とレコードを物置小屋に隠した。戦前、父がPARIS特派員の頃に船で持ち帰ったものである。
第二次世界大戦の勃発とともに、当局は敵国(欧米)の音楽を禁じた。

7歳の夏。ジャーナリストの父が亡くなった。戦況の悪化で当局はフリージャーナリストの一斉弾圧を開始したのだ。
物置小屋で、B29の空爆に怯えた母と私は父が遺したレコードを片っ端から聴いた。

その中に忘れられない一枚があった。喜びと悲しみが、折り重なり星空から降り注ぐ美しい旋律だ!
母が題名を英語で教えてくれた。
MOZART'S『JUPITER』。
追憶が私の内部で鳴り続け、私は、『ミンヨン倍音の法則』を創ったのだ。私は七十歳をまわっていた。

DVD情報

個人視聴用
(家庭内での個人視聴に限られています。図書館等での常備活用や、学校の授業でお使いいただく場合はお問い合わせください)

価格:4,800円(税別)
商品番号:TOBA0133
発売・販売元:TOブックス
収録時間:本編140分/特典映像2分
商品内容:2014年劇場公開作品/音声:日本語/字幕:英語/片面1層
特典映像:劇場公開用予告編

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ライブラリー用

価格:15,000(税別)
発売・販売元:TOブックス
※ご購入についてはお問い合わせください。

お問い合わせ

シグロ
東京都中野区中野5-12-16-210
TEL:03-5343-3101/FAX:03-5343-3102/E-mail:siglo@cine.co.jp